中国語の検定試験について
by 中国語検定.COM ~1日1分中国語ニュース
■■ 中国語の検定試験の状況 ■■
現在、中国語の検定試験には多種多様なものがあり、受験者にとっては逆に「乱立ぎみ」に映ってしまい、「いろんな似たような試験があるけど自分はどの試験を受ければいいの?」「それぞれの試験にはどんな特徴があるの?」「就職に生かすにはどの試験がいいの?」などと悩みの種になっているかもしれません。
ここでは、そんな悩めるみなさんのために、現在実施されている主要な検定試験の活用を紹介します。自分に合った試験はどれになるのか、ぜひ参考にしてください。
■ 検定試験を受験する目的は? ■
学習者は何のために、また何を得るために検定試験を受験するのでしょうか?つまり、検定試験を受ける目的は何でしょうか?
おもに以下の3点に集約されるのかと思います。
①自分の実力を確認したい。
②学習に刺激を与えたい。
③資格証明として使いたい。
学習を始めたばかりの人は、たとえばピンインや単語をしっかり覚えているだろうか、簡単な挨拶ことばを聞いて理解できるだろうか、などと確認したいことでしょう。
また、学習を始めて1年間を過ぎてだんだん手ごたえがなくなり、果たして本当に中国語の実力が伸びているのかと不安になったり、学習意欲が落ちてきてやる気がなくなったりしている人もいるでしょう。
将来、中国語を使う仕事に就きたいと思っている人は、履歴書に書くための、自分の中国語能力を証明するものが必要になるでしょう。
まさに、このような学習者のために、検定試験が存在します。結果が必ず出る検定試験は自分の実力を確認するツールとして最適です。
弱点も把握できるので、学習意欲が上がるでしょうし、今後の学習方法の見直しに役立てることもできるはずです。資格として中国語能力の証明になるものを持っていれば、留学・就職に活用でき、自分の夢にきっと一歩近づけることでしょう。
■ タイプ別のお勧め検定試験 ■
それではみなさんそれぞれにあった検定試験はいったいどの検定試験に当たるのでしょうか。
以下を参考にして下さい。
しかし、以下はあくまで一般的に言えることであって、それぞれの会社・学校などによって求められる資格は異なってきますのであくまで参考にしてください。
ただ、言えるのはどの検定試験を受験しても満足できる結果を獲得するために、常日頃から中国語の磨きをかけておきましょう。
▼ ①学習期間に沿って既習事項を確認したい学習者 ▼

中国語を始めたばかりで、学習した内容を理解できたか確認したい学習者には、「中国語検定試験」がお勧めです。
この検定試験は「日本で学習している日本人学習者」を対象としています。
また、試験が級ごとの出題なので、初級者は初級者に適した級を、中級者は中級者に適した級を選んで受験することができます。
独学や大学の第二外国語などで学習している人はまずは3級までを一つの目安にするくらいが適当かと思います。2級以上になると、急にハードルが高くなり、それなりの学習時間が必要となります。
⇒「中国語検定試験」
▼ ②自分の現在の実力を知りたい学習者 ▼
初級段階はクリアしたと思うが、自分がどのくらいの中国語能力を持っているのかを知りたい学習者には、「中国語コミュニケーション能力検定(TECC)」がお勧めです。
この検定試験は、コミュニケーション能力を問うことに重点が置かれた試験で、読み書きに重点を置いた中国語検定とは目的を異にしています。
さらに、全員が同一の試験を受験するので、受験者は全体での位置を確認できます。また、項目応答理論による統計処理を行っているので、受験者のレベルや試験の難易度などに影響を受けずに、受験者の実力を測ることが可能です。
⇒「中国語コミュニケーション能力検定(TECC)」
▼ ③中国への正規留学を考えている学習者 ▼

中国の大学に留学して学位などを取得したいと考えている学習者はHSKを受験する必要があるでしょう。
この検定試験は基礎、初中級、高等にランク分けされています。
中国の大学に正規入学する場合、理系で3級(初級C級)以上、文系で6級(中級C級)以上が最低基準とされています。ですので、留学を希望している学習者は初中級以上を受験することになります。
⇒HSK(汉语水平考试)
▼ ④就職のために中国語の能力を証明したい学習者 ▼

履歴書に資格として中国語能力を書きたいと考えている学習者は、中検2級以上、HSK6級以上、TECC700点以上が一応の目安となるでしょう。
各企業の事情により、要求される能力は異なるかもしれませんが、中国語を使って仕事をするのであれば、このレベルはクリアしたいものです。
ただ、その職場で即座に中国語を使う必要がなく、会社としても個人としても将来での活用を考えているのであれば、そのレベルまで達していなくとも、まずはどのレベルの資格であれ、取得していること自体に意義があることは確かです。
⇒中級2級、HSK6級、TECC700点以上
▼ ⑤将来、通訳などの専門職に就きたい学習者 ▼
将来、通訳などにつきたいと考えている学習者は④のレベルをクリアした上で、「通訳案内士(ガイド)試験」など専門性の高い検定試験がありますので、そちらも受験することをお勧めします。
⇒通訳案内士(ガイド)試験
以上、主要な4つの資格を挙げましたが、それぞれについての詳細を次に紹介していきます。
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